この記事では「日本食研」の鍋つゆシリーズの味やコスパについてレビューしていきます。
日本食研の創業は四国、昭和46年創業の50年以上の歴史を持つ老舗です。
スーパーでも見かける主な商品は焼肉のたれや唐揚げ粉位で、北海道ではあまり見かけないメーカーかもしれません。
皆さん鍋つゆと言ったら「ミツカン」など有名な商品を買いがちだと思いますが、こちらの商品は粒ぞろい、かなり美味しい物もありますので是非おすすめしたいメーカーさんです!!
価格は300円程度とストレートタイプの鍋つゆにしては一般的な価格設定、ミツカンなどに比べ袋の裏に作り方が細かく書かれていて少し面倒に感じるかもしれませんが、表記通りやれば最高レベルに美味しい家庭の鍋になるかも!?
表記通りにしなくてもしっかりと美味しかったので、その辺りも含めレビューしていきます、最後に個人的なランキングも作成しましたので、商品購入の参考にしてみてください。
※基本的に辛口の評価基準、美味しくないものはしっかりと言います、ただこのシリーズに関しては良い事ばかりになってしまうかもしれませんが(^^;
①白菜塩とんこつ鍋つゆ
濃厚系の塩鍋つゆ、塩味だと薄いことが多く、なかなか期待できませんが、これはとても味がしっかりしているので個人的にはかなり高評価!!
塩味はしっかりとありますが、決して塩味が濃いという訳でもなく塩自体に尖った部分がないからか丁度いい、豚骨出汁がしっかりと濃いのでまろやかでいい味です。
にんにくに風味は少しありますが次に日に響く程でもなく、誰でも美味しく食べることができるかなり良い鍋つゆだなと感じましたよ。
何か特徴的なパンチがあると最高評価になりそう。
4.5
アレンジ 〆のラーメン
〆は残り汁にラーメンを入れて煮込むだけの、とんこつ塩ラーメンに。
麺を入れることによりトロミが付きます、かなり濃厚な塩ラーメンといった感じ、美味しいです!
元々の鍋つゆの味が濃厚なので、煮詰まり過ぎると少し塩辛くなります、ただその辺りは水を入れるなどして調整すればいいだけ。
鍋も〆も美味しい、かなり良い鍋つゆでした♪
4.5
②漁師鍋つゆ
あっさり系の鍋つゆ、鯛塩味との表記です。
良くある海鮮鍋つゆとは風味が違い、複合的な複雑な風味になっていると感じます。
味は鯛やカキ、ホタテ等の奥からくる旨味が凄く、化学調味料だけの鍋つゆでは出せないような味わいだなーと感じました。塩味もしっかりとあるので白米との相性も悪くはないです。おすすめの具材はタラやつみれと書いてありますが、豚肉でも全然美味しいですよ♪
味噌味などの濃い味と比べガツンとくるものでは無いですが、大人の味わい、あっさり系の鍋つゆではかなりおすすめしたい商品です!
5.0
〆は雑炊
残った汁に玉子を入れ白米もドボンするだけの簡単調理。
鍋つゆ自体美味しいので何をしても間違いなく美味しいです、ただ鍋の時の方が肉や魚の具材が美味しかったので、白米のみだと少し物足りない気はします。
鍋が美味しすぎたのでそう思うだけかもしれませんが、とにかく買うべき鍋つゆ!
個人的にリピートしたい商品に入りました。
4.5
③ちゃんぽん鍋つゆ
作り方やおすすめの具材、下ごしらえなど丁寧に書かれていますが、普通の鍋通りあまりに気にせずに、野菜や肉を適当にドーンと入れる感じのレビューです。
鍋つゆ自体はかなり美味しいです、塩味の濃い出汁つゆといった感じでしっかりとお店のちゃんぽんの風味が出ています、価格帯を考えるとかなり良い商品。
モヤシは外せないですね、おすすめの作り方だとごま油で炒めてから入れるのですが、しっかりやるともっと美味しくなりそう!
カニカマやコーン、シーフードミックス等もしっかりと用意して入れると風味がよりちゃんぽんに近づき、かなりの完成度に。
材料を全て揃えるのは少し手間ですが、やる価値があるレベルで美味しいです♪
5.0
〆はちゃんぽん麺
鍋の時点でトロミがそれなりにありましたし、期待を込めて少し手間ですが別茹調理にしました。
結果大正解で、トロミや塩味がちょうどいいちゃんぽんスープになりました。安いお店に行くのであればこれで十分満足できるなと個人的には感じます。
麺はつけ麺など様にスーパーで売っている太麺がオススメ。鍋の時点でしっかりと袋の表記通りの具材をいれ、手間をかけて作ると〆ももっと美味しくなりますね!!
もちろん鍋の締めとして直接麺類を入れてしまっても美味しいとは思いますが、残り汁を2日目に取っておいてちゃんぽん麺にして楽しむと2度美味しく頂けるのでかなりいい商品♪
5.0
④水炊きスープ
ストレートタイプの鍋つゆかと思ったら水をプラス400入れる感じです、スープが並々なのでちょっと贅沢。
最初はおすすめの食べ方通りスープのみで飲んでみると、優しい味わい濃厚クセのないスープ、入れる具材によって味が変わるような雰囲気があります。
水炊きなので、濃い味でごはんがどんどん進むかと言われると微妙。肉や野菜に塩味控えめの旨味エキスが良く絡むような味わいでした。これは好みや白米を食べるのかなどによって使い分ける商品ですね。
3.0
〆は雑炊
〆は玉子と白米を入れて雑炊風に、優しい味のおかゆのような感じになるので、日本人にはなじみ深い味。
出汁がしっかりと効いているので、家庭でサクッと作るおかゆよりも美味しくなること間違いなし!
おかゆ好きであれば美味しく満足できるものだと感じました。
4.5
日本食研 鍋つゆ ランキング
本当にレベルの高いものが多かったです、特に良いなと思ったのは化学調味料も使用してはいるのでしょうけどメインではなく、しっかりと動物のエキスなどの出汁感を感じられた点です。
価格が300円台と他社と同じ位、原価が違いすぎると感じますのでコスパ◎です!
この中でランキングをつけるとしたら以下。
1位 | 漁師鍋つゆ |
2位 | ちゃんぽん鍋つゆ |
3位 | 白菜塩とんこつ鍋つゆ |
4位 | 水炊きスープ |
上位3つは他の記事を見てもらえれば分かると思いますが、かなりいい事ばかりの評価になっています。
本当にレベルの高いメーカーだなという感じ、ミツカンのようにCMやテレビ等で認知度が高まれば取って代われるレベルの商品だと思います。
1位、2位は個人的にリピート確定です。少し大人向けかもしれませんが。
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